モモンガ役の井口裕香は、大沢事務所に所属する声優です。アニメ『ちいかわ』の公式キャスト欄にも名前が掲載されており、キャスティングに関する疑問に対する答えは明確です。
モモンガがテレビアニメに初登場したのは、2022年9月16日放送の第25話「カルメ焼き/ついにやったゾ」。登場前から原作ファンだった井口は、モモンガ役への決定を非常に喜んでいたことを当時のコメントで明かしています。
注目したいのは、井口が単純にかわいい声を当てるのではなく、モモンガの生意気さや憎たらしさまで演技に取り込んでいる点です。キャラクターの表面的なかわいさと、行動の自由奔放さがぶつかることで、独特の存在感が生まれています。
モモンガの公式キャラクター設定
アニメ公式サイトでは、モモンガについて「常にかわいこぶっている。色んなことをおねだりする。」と紹介しています。
この短い説明だけでも、ほかのキャラクターとは異なる個性が伝わります。自分がかわいく見えることを意識し、周囲から注目されたり、欲しいものを手に入れたりすることに積極的なキャラクターです。
その性格を理解すると、井口裕香の演技がなぜモモンガに合っているのかが見えてきます。
【井口裕香のプロフィール】代表作と声優としての経歴

井口裕香は、かわいらしい少女役から個性的なキャラクターまで幅広く演じてきた実力派声優です。
大沢事務所の公式プロフィールによると、誕生日は7月11日、出身地は東京都。出演作品には『ちいかわ』のほか、『とある魔術の禁書目録』『物語』シリーズ、『ヤマノススメ』など、長く親しまれているアニメが並びます。
井口裕香の基本プロフィール
- 名前:井口裕香(いぐち・ゆか)
- 誕生日:7月11日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:大沢事務所
- 職業:声優・俳優・ナレーターなど
- 声優デビュー:2002年
- 初主演作品:『アイドルマスター XENOGLOSSIA』天海春香役
- ソロアーティストデビュー:2013年
声優デビューや音楽活動の経歴は、集英社が刊行した写真集のプロフィールにも掲載されています。2007年には『アイドルマスター XENOGLOSSIA』で天海春香役を務め、初主演を果たしました。
井口裕香の代表作・出演作品5選
モモンガ役をきっかけに井口裕香を知った人は、次の作品をチェックすると演技の幅が分かりやすくなります。
1.『とある魔術の禁書目録』シリーズ:インデックス役
井口裕香の代表的な出演作品の一つです。物語の中心人物であるインデックスを演じ、明るさや感情豊かな表現を披露しています。かわいらしい声の魅力を知るうえでも注目したい役柄です。
2.『〈物語〉シリーズ』:阿良々木月火役
阿良々木家の妹である月火を担当。独特の会話や感情表現が求められる作品で、井口の声優としての個性が感じられます。
3.『ヤマノススメ』:雪村あおい役
主人公の雪村あおいを演じています。日常的な会話から感情の変化まで、自然な演技が作品の魅力を支えています。
4.『ガールズ&パンツァー』:冷泉麻子役
落ち着いた雰囲気の冷泉麻子を担当。モモンガとは異なるタイプのキャラクターであり、役柄による声の使い分けを感じられる作品です。
5.『デリシャスパーティプリキュア』:華満らん/キュアヤムヤム役
明るく元気な華満らんを演じています。活発で親しみやすいキャラクターの表現は、モモンガの甘えた声とはまた違った魅力があります。
そのほか、『本好きの下剋上』のマイン役、『宇宙よりも遠い場所』の三宅日向役、『ノーゲーム・ノーライフ』のクラミー・ツェル役なども代表的な出演作品です。
これらの役柄を比較すると、井口裕香が特定の声質だけに頼る声優ではなく、キャラクターの性格に合わせて演技を変化させていることが分かります。
【モモンガの声の特徴】井口裕香の演技が人気を集める理由
モモンガの声を聞いて印象に残るのは、甘くかわいらしい声と、遠慮のない態度とのギャップです。
モモンガは、周囲からかわいがられたいという気持ちが強く、自分の要求を積極的に伝えるキャラクターです。そのため、声のかわいらしさだけでなく、言葉の勢いや表情に合わせた感情の変化が欠かせません。
特徴1:甘えたような高めの声
モモンガの特徴の一つが、かわいこぶる場面で聞かれる甘く高めの声色です。小さな体や愛らしい外見とよく合い、視聴者に強い印象を残します。
ただし、単に高い声で話すだけではありません。相手に何かを求めるときの表現や、注目を集めようとする場面では、声の抑揚によってキャラクターの意図が伝わってきます。
特徴2:かわいさの中にある生意気さ
モモンガの魅力は、かわいらしさだけでは説明できません。自分勝手に振る舞ったり、相手を困らせたりする一面もあります。
井口裕香は2022年のアニメ公式インタビューで、演技について次のように語っています。
「とにかくかわいく、そして憎たらしく、でもなんだか嫌いにはなれない」
このコメントには、モモンガの演技を考えるうえで大切なポイントが凝縮されています。
視聴者に好かれるためのかわいさと、思わずツッコミを入れたくなるような憎たらしさ。その両方を成立させることが、井口の演技の特徴です。
特徴3:短いセリフでもキャラクターを印象づける
テレビアニメ『ちいかわ』は、短いエピソードを積み重ねていくショートアニメです。
長い会話で人物像を説明する作品とは異なり、ひと言のセリフや声の変化がキャラクターの印象を左右します。
井口自身も公式コメントで、ショートアニメならではの演技について、ひとコマ、ひと言を印象的にすることを意識していると説明しています。
モモンガのように個性が強いキャラクターでは、この短い時間で印象を残す技術が特に重要です。
モモンガ役の評判は?本人コメントから見える評価ポイント
モモンガ役に対する評価を考えるうえで興味深いのが、井口自身が原作のファンだったという事実です。
2022年のキャスト発表時、井口はモモンガが登場したときから特に好きなキャラクターだったことを明かしています。オーディションを受けられると聞いた際には、非常にうれしかったとも語りました。
つまり、役を演じる前からキャラクターの魅力を理解していたことになります。
また、2026年の映画公開後には、映画館で周囲の観客がモモンガの行動に笑っていたことを振り返っています。井口自身も、モモンガの傍若無人ぶりに改めて驚いたとコメントしました。
こうした発言から分かるのは、モモンガの演技が単にかわいい声を再現するものではなく、観客の笑いやキャラクターへの複雑な感情を引き出すことにもつながっているという点です。
【ちいかわの声優一覧】モモンガと共演するキャストを比較
『ちいかわ』には、モモンガ以外にも個性的なキャラクターが多数登場します。
テレビアニメのキャストはアニメ公式サイト、映画版のキャストは東宝の公式映画サイトで確認できます。両作品の出演者を比較すると、主要キャラクターの声優が共通していることが分かります。
テレビアニメと映画版のキャスト対応表
| キャラクター | テレビアニメの声優 | 映画版の声優 |
|---|---|---|
| ちいかわ | 青木遥 | 青木遥 |
| ハチワレ | 田中誠人 | 田中誠人 |
| うさぎ | 小澤亜李 | 小澤亜李 |
| モモンガ | 井口裕香 | 井口裕香 |
| くりまんじゅう | 淺井孝行 | 淺井孝行 |
| ラッコ | 内田雄馬 | 内田雄馬 |
| シーサー | 島袋美由利 | 島袋美由利 |
| 古本屋 | 春海百乃 | 春海百乃 |
| 島二郎 | 主要キャスト欄に記載なし | 最上嗣生 |
| セイレーン | 主要キャスト欄に記載なし | 鈴木みのり |
| ヒトハ | 主要キャスト欄に記載なし | 寺澤百花 |
| フタバ | 主要キャスト欄に記載なし | 鈴代紗弓 |
| ポシェットの鎧さん | 杉田智和 | 映画公式キャスト欄に記載なし |
| 労働の鎧さん | 東地宏樹 | 映画公式キャスト欄に記載なし |
| ラーメンの鎧さん | 松岡禎丞 | 映画公式キャスト欄に記載なし |
| あのこ | 青山吉能 | 映画公式キャスト欄に記載なし |
| オデ | 三宅健太 | 映画公式キャスト欄に記載なし |
この表で特に注目したいのは、モモンガだけでなく、ちいかわ、ハチワレ、うさぎ、ラッコなどの主要キャラクターもテレビアニメと映画で同じ声優が担当していることです。
作品がテレビから劇場へと広がっても、キャラクターの声を大きく変えないことで、ファンが慣れ親しんだ世界観を保っています。
なお、映画版のキャスト欄には、テレビアニメのレギュラーキャストとは別に、島二郎、セイレーン、ヒトハ、フタバなどの登場人物も掲載されています。
【2026年最新】映画ちいかわ「人魚の島のひみつ」でも井口裕香が続投!
2026年の大きなトピックが、シリーズ初の劇場版『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』です。
同作は2026年7月24日に全国公開されました。原作・脚本はナガノ、配給は東宝。原作でも人気の高い長編エピソード「セイレーン編」を映像化した作品です。
映画版でもモモンガ役は変更なし
東宝の公式映画サイトに掲載されたキャスト情報では、モモンガ役として井口裕香の名前が記載されています。
つまり、映画化に伴う声優変更や別キャストへの交代はありません。テレビアニメから引き続き、井口裕香がモモンガを演じています。
映画版では、セイレーンやヒトハ、フタバ、島二郎など、物語の舞台となる島に関わるキャラクターも登場します。
主要キャラクターの声を従来のキャストが担当することで、テレビシリーズからの連続性を保ちながら、新しい物語を展開できる構成になっています。
井口裕香が映画公開後に語ったモモンガへの思い
2026年8月13日、MANTANWEBなどのメディアで、映画に出演した声優陣のコメントが紹介されました。
井口は映画を公開初日に鑑賞したことを明かし、大きなスクリーンで見るキャラクターの表情や海の光の描写、料理の映像などを楽しんだと振り返っています。
特に注目したいのが、モモンガについての次のコメントです。
「ぼ、傍若無人。なんてやつだ。」
これは、映画の完成映像を見た井口自身の率直な感想です。演じている本人も、完成したモモンガの自由奔放さに改めて驚いた様子が伝わります。
また、映画では古本屋とのやり取りや、ちいかわの新しい表情を引き出す場面にも注目していたと語っています。
モモンガは一見すると自分勝手なキャラクターですが、ほかの登場人物との関係を通じて、物語にさまざまな感情を生み出します。映画版では、そうした関係性を大画面で楽しめるのも魅力です。
2026年9月には興行収入158.4億円を突破
映画の反響も大きく、フジテレビが2026年9月21日に公表した情報によると、公開59日間となる9月20日までに興行収入は158.4億円、観客動員数は1,085.7万人に到達しました。
同発表では、2026年公開作品の興行ランキングで1位を記録したことも紹介されています。
映画の成功は、ちいかわという作品がテレビアニメや漫画の枠を超えて、幅広い観客に支持されていることを示す結果です。
モモンガ役の井口裕香にとっても、長く演じてきたキャラクターが劇場版で新たな物語を展開する機会となりました。
【動画工房とめざましテレビ】テレビアニメ版の制作体制も解説
モモンガの声優情報を調べる際には、アニメーションの制作会社と放送媒体についても整理しておくと理解が深まります。
テレビアニメの制作会社は動画工房
テレビアニメ『ちいかわ』のアニメーション制作を担当しているのは、動画工房です。
監督は松村樹里亜、キャラクターデザインは朝倉夕貴、音響監督は土屋雅紀。音楽はトクマルシューゴが担当しています。
ナガノの原作が持つ、かわいらしさと少し不思議で切ない世界観を、短い映像の中で表現している点が特徴です。
フジテレビ「めざましテレビ」内で放送
テレビアニメ『ちいかわ』は、2022年4月4日に放送を開始しました。フジテレビ系列の朝の情報番組『めざましテレビ』内で放送される形式です。
2026年も火曜日・金曜日の朝に放送されており、放送後にはYouTube、FOD、TVerで期間限定の見逃し配信が行われています。
朝の短い時間で楽しめる作品であることから、通勤・通学前の視聴者や、親子で楽しむ視聴者にも親しみやすい放送スタイルになっています。
映画版はテレビアニメと制作会社が異なる
ここで間違えやすいのが、テレビアニメと映画版の制作会社です。
テレビアニメは動画工房が制作していますが、2026年公開の劇場版は公式スタッフ情報でサイピクがアニメーション制作を担当しています。
制作会社が異なっていても、モモンガ役の井口裕香をはじめとする主要キャストは継続しています。
つまり、制作体制の変化と声優の変更は別の問題です。映画化によって制作会社が変わったことを理由に、声優まで交代したと考えるのは誤りです。
モモンガの声優情報を調べるときの3つの判断基準
インターネット上でキャスト情報を探す場合は、次の3点を確認すると誤情報を避けやすくなります。
- テレビアニメのキャスト:アニメ公式サイトのスタッフ・キャスト欄を見る。
- 映画版のキャスト:東宝の映画公式サイトに掲載された出演者を確認する。
- 声優の経歴:所属事務所である大沢事務所の公式プロフィールや作品情報を参照する。
特に、テレビアニメの制作会社と映画の制作会社、そして声優の所属事務所は、それぞれ役割が異なります。これらを混同しないことが、正確な情報を見極めるポイントです。
【プロの結論】モモンガの魅力は井口裕香の演技によって完成する
モモンガ役の井口裕香について調べると、単に人気声優が出演しているという事実以上の魅力が見えてきます。
井口は原作のファンとしてモモンガを愛し、その性格を理解したうえで役に臨みました。かわいらしさだけではなく、生意気さや憎たらしさも含めて表現することを意識しています。
この演技方針こそが、モモンガというキャラクターを印象的にしている理由の一つです。
また、2026年の劇場版でも同じ声優が続投したことは、テレビアニメで築かれたキャラクター像を映画へ自然につなげる意味でも大きなポイントです。
モモンガの声をもっと楽しみたい人には、次の順番で作品を見ることをおすすめします。
- テレビアニメ第25話:モモンガの初登場を確認する。
- テレビアニメのモモンガ登場回:甘えた声と自由奔放な性格の変化を楽しむ。
- 『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』:劇場版でのモモンガの活躍と、ほかのキャラクターとの関係を見る。
- 『とある魔術の禁書目録』や『ヤマノススメ』:井口裕香の異なる役柄を比較する。
同じ声優が演じていても、作品やキャラクターが変われば声の印象も大きく変わります。その違いを意識して視聴すると、井口裕香の演技力をより深く楽しめるはずです。
【ちいかわのモモンガ声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ちいかわのモモンガの声優は誰ですか?
A1:井口裕香です。テレビアニメの公式キャスト情報にモモンガ役として掲載されており、2026年公開の劇場版でも同じ役を担当しています。
Q2:井口裕香の代表作は何ですか?
A2:『とある魔術の禁書目録』のインデックス役、『〈物語〉シリーズ』の阿良々木月火役、『ヤマノススメ』の雪村あおい役、『ガールズ&パンツァー』の冷泉麻子役などがあります。
Q3:モモンガの声優は途中で変わりましたか?
A3:テレビアニメから2026年公開の映画版まで井口裕香が担当しています。映画化に伴う声優交代はありません。
Q4:モモンガはアニメの何話から登場しますか?
A4:テレビアニメ第25話「カルメ焼き/ついにやったゾ」で初登場しました。放送日は2022年9月16日です。
Q5:2026年の映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』にもモモンガは登場しますか?
A5:登場します。2026年7月24日に公開された劇場版で、井口裕香が引き続きモモンガの声を担当しています。
Q6:テレビアニメ『ちいかわ』の制作会社はどこですか?
A6:テレビアニメの制作会社は動画工房です。なお、2026年公開の映画版はサイピクがアニメーション制作を担当しています。
Q7:モモンガの声優・井口裕香はどこの事務所に所属していますか?
A7:大沢事務所です。同事務所の公式プロフィールには、モモンガ役をはじめ、インデックス役や阿良々木月火役などの出演作品が掲載されています。
まとめ:ちいかわのモモンガ声優は井口裕香!2026年も映画で活躍
『ちいかわ』のモモンガを演じている声優は、井口裕香です。『とある魔術の禁書目録』のインデックス役や『物語』シリーズの阿良々木月火役など、数々の人気作品で知られる声優です。
モモンガの声の魅力は、甘くかわいらしい声色と、自由奔放で憎めない性格を両立させていること。井口自身も原作のファンであり、キャラクターの個性を大切に演じています。
2026年7月24日公開の『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』でも井口裕香が続投し、テレビアニメからのキャストのつながりが保たれました。
これからモモンガの登場回を見る人は、声のかわいらしさだけでなく、セリフの抑揚や周囲のキャラクターとの掛け合いにも注目してみてください。井口裕香ならではの演技によって、モモンガの魅力をさらに発見できるはずです。
主な確認資料:大沢事務所公式プロフィール、ちいかわアニメ公式サイト、東宝『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』公式サイト、フジテレビ公式発表、集英社刊行物、MANTANWEBの2026年映画関連インタビュー。